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『スパイダーマン』作品に登場する血を求めさまようヴィラン:モービウスについての情報をお届けします。
モービウスの原作設定やスパイダーマンとブレイドとの関係性、映画『モービウス』とMCUクロスオーバー考察等をまとめた記事を書きました!
あまり知らないキャラで興味はあったので執筆はかどりました 笑
かなり厨二心惹かれるキャラです!#マーベル#映画https://t.co/0Y00sIOU1t pic.twitter.com/3ob5cHYHRn
— シネマ隊長の映画・特撮情報局 (@cinemajouhou) March 1, 2020
シネマ隊長
目次
映画『モービウス』とは?
『モービウス』はSonyとマーベルが展開しているスパイダーマンヴィランの活躍を描いた映画シリーズSony MarvelUnivers(ソニーマーベルユニバース)内の作品です。
2020年公開予定で前作は『ヴェノム』(2018)、次回作は『ヴェノム2』(2020)になります。
ヴェノムの詳しい設定についてはコチラの記事を是非読んでください!
スパイダーマンを脅かす魅力的なヴィラン(悪役)をご紹介!『モービウス』のキャストは?
主演を務めモービウスを演じるのは俳優ジャレッド・レト。
ジャレッドは徹底した役作りで知られていて『チャプター27』ではベジタリアンであるにも関わらずわずか二カ月で体重を30kg増量することに成功しています(※1)。
この際、無理な増量がたたってジャレッドは痛風になったそうです。その後しばらく車いす生活を余儀なくされました。
ジャレッド・レトの脅威の役作り集
『モービウス』への期待値高まる。#映画#モービウス pic.twitter.com/AY4mxYbyYB
— シネマ隊長の映画・特撮情報局 (@cinemajouhou) March 1, 2020
またマシュー・マコノヒーと共演した『ダラスバイヤーズクラブ』ではトランスジェンダーかつHIV患者のレイヨンを演じるため30ポンド(約13㎏)の減量をはたし、その迫真の役作りが絶賛され数々の賞を受賞しました。
アメリカンコミック原作の映画では『スーサイドスクワッド』でバットマンの宿敵ジョーカーを演じました。(※2)
アンネ隊員
中性的で薄幸そうな雰囲気がモービウスにピッタリなので期待値が高まりますね。
モービウスの原作設定・能力
モービウスはロイ・トーマスとギル・ケインによって生み出されたマーベルキャラクターです。
初登場は1971年8月刊行の『The Amazing Spider-Man #101』
モービウスの設定
モービウスは元天才科学者のヴィラン。
本名はマイケル・モービウス。
マイケルはノーベル賞を受賞するほど優れた科学者だったが幼いころから血液の病を患っていて虚弱体質であった。
マイケルは幼いころからの親友であり研究者仲間のエミル・ニコスとともに病気の治療を研究する。そして吸血蝙蝠から血清を生成し、電気けいれん療法を合わせて用いる新たな治療法を発見。
しかし、マイケルは十分なテスト実験を行うのを待てず自らの肉体を実験台にこの治療法を試した結果、吸血鬼のような特殊能力を手に入れる。しかしそれと同時に“人間の血を吸わなければ生きていけない”体質になってしまう。(※3)
実験直後にマイケルは協力者であるニコスを殺害してしまい、彼はその後ニコスを殺した罪悪感と血を求める衝動に苛まれることとなる。
モービウスは一般的な吸血鬼とは違い、生きている状態で吸血鬼のような性質を持ってしまったキャラクターなので、コミックスでの吸血鬼の登場を制限していたコミックス倫理規定委員会の規制から逃れることが出来た。
モービウスの能力
モービウスの能力は一般的な吸血鬼の能力とほぼ同じ。
●非常に高い治癒力
●飛行能力
●優れた聴覚、嗅覚
●催眠術
●血を吸った相手を吸血鬼化出来る
ちなみにモービウスは吸血鬼と似て非なる存在なので十字架やニンニク、日光等の弱点はない。しかし光に過敏なため夜活動している。
モービウスと他マーベルキャラクターとの関係
モービウスとブレイド
Before "Avengers" #16 comes to comic shops in March, dig into Blade's history and learn about the times he proved himself as a team player: https://t.co/b6BxyJpdPE
— Marvel Entertainment (@Marvel) February 7, 2019
ブレイドは人間と吸血鬼のハーフという設定を持ったマーベルヒーローの一人です。
同じ吸血鬼設定を持ったモービウスとは度々共演しています。
モービウスがナチスの派生組織“ヒドラ”と結託してヴァンパイア量産をもくろんでいたことがあり、その際スパイダーマンとブレイドが共闘しこの計画を阻止しています。またモービウスがブレイドの血を吸った結果ブレイドの能力が向上するような話もあります。
モービウスとスパイダーマン
6本腕スパイディはモービウス初登場となるストーリーアークThe Six Arms Sagaに登場するようです。レジェンドが出てきたのもモービウスの映画化と関連してるのかも。
The Amazing Spider-Man (1963) #101 https://t.co/oClQ7WNBM4 pic.twitter.com/Vq33vbFBzN
— エソラ・コトナリ@アメトイライバー (@esorakotonari) October 31, 2018
モービウスとスパイダーマンが出会った頃、スパイダーマンは自身の能力を消してヒーロー活動を辞めようとしていました。
能力を消す薬を発明し使用してみたスパイダーマンでしたが実験は失敗に終わり、スパイダーマンは6本腕になってしまいます。
スパイダーマンは元の状態に戻るためリザードになってしまうドクターコナーとともに鍵を握るモービウスと対立します。
リザードはスパイダーマンの代表ヴィランの一人です。詳しい設定や能力はコチラの記事で確認できますよ!
スパイダーマンを脅かす魅力的なヴィラン(悪役)をご紹介!映画『モービウス』MCUとのつながりは?
※この項には『スパイダーマン:ファーフロムホーム』のネタバレが含まれます。
とにかくモービウス楽しみだ。
MCUとがっつり絡んで実写版シニスターシックス見てみたい。
(コミックスではモービウスはシニスターシックスに加入してないが)#モービウス#マーベル#スパイダーマン pic.twitter.com/J2NrZDAIjT— シネマ隊長の映画・特撮情報局 (@cinemajouhou) March 1, 2020
予告編でMCU(マーベルシネマティックユニバース)との関連性が伺えるシーンがいくつか見られました。
②『スパイダーマン:ホームカミング』のヴィランであったヴァルチャー?と思われるキャラクター(俳優はマイケル・キートン)が出演している。
ヒント①からはサムライミ版スパイダーマンとの関連性も伺えますが、“murederer(人殺し)”という単語から、『スパイダーマン:ファーフロムホーム』のラストで世間に素顔がバレてしまったトムホランド版のスパイダーマンであるとも考えられます。(新聞社デイリービューグルの偏向報道で人殺し扱いされている)。
ヒント②では刑務所と思われる場所でヴァルチャーらしき人物とモービウスが会話していることから、MCUとSMUのヴィラン同士でのクロスオーバーの可能性が考えられます(※4)。
ヴァルチャーが入っているMCU世界の刑務所には他にハーマン・シュルツ:ショッカー、マック・ガーガン:スコーピオンなどのヴィランも収監されています。
一方、SMU世界の刑務所にはクリータス・キャサディ:カーネイジ、フランシス・ルイーズ・バーリソン:シュリークが収監されているため、MCUとSMUのクロスオーバーがあればスパイダーマンヴィランが勢ぞろいするかもしれません。
『モービウス』の原作設定や能力まとめ!
モービウスは根っからの悪人ではなく、衝動にあらがえずに悪人の血を吸っているという設定から単独シリーズが設けられるほど人気のキャラクターです。
映画『モービウス』でも自身の体質に苦悩しながら戦うダークヒーローのような活躍を見せてくれそうですね!
ハヤト隊員