スパイダーマン最愛の人MJを徹底解剖！コミックや映画での違いとは？

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MJはスパイダーマン最愛の恋人です！

本記事ではコミックや各映画作品等でのMJの設定を深堀しています！

※本記事には各作品のネタバレが含まれています！

MJは各作品で結構設定が違ったりするぞ！

シネマ隊長

スパイダーマン最愛の人“MJ”の各作品での設定

原作コミックでのMJ

コミック版MJの本名や職業(仕事)

フルネームはメリー・ジェーン・ワトソン。職業は女優兼モデル。

コミック版MJの経歴

the Amazing Spider-Man#25(1965年6月)で初登場するも花で顔が隠れていてハッキリと姿が分からない状態のまま#42(1966年11月)まで登場しなかった。

MJの母ワトソン夫人とピーター・パーカー(スパイダーマン)の育ての親であるメイおばさんが親友だったためメイおばさんは二人を何度もあわせようとするも、当のピーターはグエン・ステーシーという恋人と交際していたためMJと会うのを渋っていた。

MJは酒癖の悪い父親から避難する形でパーカー家の隣にある叔母：アンの家に越してくることになり、このことが切欠でピーターとMJは初めて出会うことになる。

出会った当時はピーターはグウェンと、MJはハリー・オズボーン(ピーターの親友でグリーンゴブリンの息子)と交際していたためただの友人関係であったがグウェンの死を期に親密になっていく。

その後、二度のプロポーズを経てスパイダーマンとMJは結婚。

MJはストーカーに拉致されてしまったり流産を経験したりと二人の結婚生活は順調とは言えず一時は別居していたこともあるものの、彼女は持ち前の芯の強さでスパイダーマンの活動を影で支えていた。

しかし、2000年代に入ってマーベル作品全体で行われた大幅なてこ入れ(※1)でピーターとMJの結婚はなかったことになってしまう。

※1

コミック版の『シビル・ウォー』でスパイダーマンの関係者である事が世間にバレでしまい重傷を負ったメイおばさんを救うためスパイダーマンはMJとの結婚をなかったことにする代わりにメイおばさんを救うという契約を悪魔メフィストと結んでしまう。

この一連の事件でスパイダーマンの世界は一度時が巻き戻ってしまう。

結婚がなかったことになった世界でピーターとMJは再会するも長らく仲の良い友人どまりだった。しかし、2018年に始動した新シリーズでヨリを戻している。

サム・ライミ版『スパイダーマン』のMJ

サム・ライミ版『スパイダーマン』のMJの本名や職業(仕事)

本名はメリー・ジェーン・ワトソン。職業は学生→女優。

サム・ライミ版『スパイダーマン』でMJ役を演じた女優

サム・ライミ版『スパイダーマン』でMJを演じたのはキルスティン・ダンスト。

子役の頃から活躍していて特に『インタビューウィズバンパイア』での演技は好評でゴールデングローブ賞にもノミネートされた。

『スパイダーマン(02～07)』シリーズ出演後もラース・フォン・トリア―監督の『メランコリア』ではカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞するなど活躍している。

サム・ライミ版『スパイダーマン(2002)』のMJの経歴

ピーター(スパイダーマン)が通う高校の同級生として登場。フラッシュ・トンプソンという校内一の不良と交際していた。

スパイダーマンの能力を得たピーターとフラッシュの乱闘騒ぎでピーターに興味を持つようになる。

高校卒業後はフラッシュとは破局し女優の道を歩み始める。

ピーターに興味はあったもののハリー・オズボーン(ピーターの親友でグリーンゴブリンの息子)と交際を始める。

その後、スパイダーマンに何度か命を救われ心を通わせていくも“MJを危険に巻き込むわけにはいかない”というスパイダーマンの思いからMJは突き放されてしまう。

サム・ライミ版『スパイダーマン2(2004)』のMJの経歴

MJはピーターへの想いを募らせていたものの、ピーターはMJを危険に晒さないために彼女とは距離を置いていた。

そんな中MJはデイリービューグル社の社長J・ジョナ・ジェームソンの息子で宇宙飛行士のジョン・ジェイムソンと婚約してしまう。

しかし、ピーターへの想いを密かに抱えていたMJはスパイダーマンとドクターオクトパスの戦いの中でスパイダーマンの正体を知り、最終的にはジョンとの結婚式会場から抜け出しピーターの恋人となる。

サム・ライミ版『スパイダーマン3(2007)』のMJの経歴

舞台女優として活躍しながらピーターとの交際も順調に進んでいるかのように思えたが、ヒーロー活動で多忙なピーターとのすれ違いがつづく。

そしてスパイダーマンを称えるイベントでピーターが調子に乗ってグウェンとキスしてしまった事が決定打となって二人の間には溝が出来てしまう。

MJはハリーと再び急接近するも彼が父ノーマン・オズボーン(グリーンゴブリン)の復讐を計画していることを知り、脅迫されてピーターに別れを切り出すこととなる。

スパイダーマン×ニューゴブリン(ハリー)VSヴェノム×サンドマンの最終決戦でハリーを失った悲しみを共に乗り越えピーターとMJは復縁する。

サム・ライミ版スパイダーマンのMJはクズ？！

サム・ライミ版のMJはピーター以外に様々な男性と交際していた経歴があり、かつピーターと交際している際もハリーとイイ感じになったりと移り気な印象があります。

こういった描写から一部のファンの間では「MJはビッ〇」「クズだ」と不評を買っている様子。

しかし、ピーターはピーターでMJに対して煮え切らない態度をとっていたり、グウェンとキスしてしまうなどMJに愛想をつかされてもしょうがないような面があるため筆者的にはMJを責める気にはなりません。

MCU版『スパイダーマン』のMJ

MCU版『スパイダーマン』のMJの本名や職業(仕事)

本名はミシェル・MJ・ジョーンズ。職業は学生。

MCU版『スパイダーマン』でMJ役を演じた女優

MCU版『スパイダーマン』でMJ役を演じたのは女優兼シンガーのゼンデイヤ。

十代の頃から『シェキラ！』を始めとしたドラマに出演し注目を集めていた。

音楽活動でも『シェキラ！』関連の楽曲で数々のチャートにランクインするなど活躍している。

『スパイダーマン：ホームカミング』でゼンデイヤがMJ役に決まったことによってファンの間で議論が巻き起こった。

MJの原作設定は赤毛の白人女性であるのに対し、ゼンデイヤは黒人の父を持っていたからである。

このことについて、MCU作品『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』で監督を務めたジェームズ・ガンは「キャラクターの特徴を決めるのは肌の色ではない」とゼンデイヤを応援するようなコメントを寄せている。

また、マーベルの創始者スタン・リーは「噂で聞くほどの(ゼンデイヤが)良い女優ならきっと素晴らしい作品になるだろう。肌の色や宗教は問題ではなく、重要なのはその役にとってふさわしい人間かどうか」とコメントしている。

『スパイダーマン：ホームカミング』でのMJの経歴

ピーター(スパイダーマン)の同級生で学力コンテストのチームメイト。

クールかつ皮肉屋な性格でいつも一人で行動している。

学力コンテストを通してピーターとある程度交流を持ったが、ただの顔見知りという程度の間柄。

『スパイダーマン：ファーフロムホーム』でのMJの経歴

序盤からピーターがMJに片思いしている状態から始まる。

彼は学校が企画した二週間のヨーロッパ研修旅行でMJに告白する計画を練る。

夜のヨーロッパの街を散歩しながらピーターが告白しようとするも、MJは様々な要因からスパイダーマンの正体がピーターであることに薄々感づいていたことを明かす。ピーターは正体を問い詰められ告白はうやむやになる。

そんな中、偶然ミステリオ(本作のヴィラン)の残したホログラム装置が作動しピーターはミステリオの手の内を知ることになる。

ピーターはその場で改めてMJに正体を明かし二人はミステリオを追い詰めるために動き出す。

ミステリオとの一件に決着がつき二人は晴れて恋仲になる。

『スパイダーマン：スパイダーバース』のMJ

『スパイダーマン：スパイダーバース』のMJの本名や職業(仕事)

本名はメリー・ジェーン・ワトソン。

職業はハッキリとは明かされていないが、基本はコミック設定と同じと思われるのでおそらく女優兼モデル？。

『スパイダーマン：スパイダーバース』のMJの経歴

『スパイダーマン：スパイダーバース』には二人のMJが登場する。

一人は本作の主人公マイルス・モラレスの世界線に存在するMJ。彼女はピーターと順調な結婚生活を送っていたようだが、スパイダーマンはヒーロー活動の中で命を落としてしまったため未亡人となっている。

もう一人はピーター・B・パーカーの世界に存在するMJ。彼女はピーターと離婚しているが何かと彼を期にかけている様子。ラストシーンでマイルスの世界線から元の世界線に戻ったピーターは花束を持って彼女に会いに行っているが復縁したかは不明。

スパイダーマン最愛の人MJを徹底解剖！まとめ

以上、各作品のMJの設定まとめでした。

ピーター・パーカー(スパイダーマン)の彼女だけあってどのMJも波瀾万丈だなぁといった印象ですね。

ピーターはMJ以外にもグウェンやブラックキャットなどなど様々な女性と恋愛関係だったことがあります。

ハヤト隊員

にくいねぇ…スパイディ

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