スパイダーマンを脅かす魅力的なヴィラン(悪役)をご紹介!

1962年にスタン・リー(原作)とスティーブ・ディッコ(作画)の二人によって生み出され、今もなお愛され続ける“親愛なる隣人”ことスパイダーマン。

彼は今まで数多くのヴィラン(悪役)達と死闘を繰り広げてきました!

本記事ではスパイダーマンの魅力的なヴィラン10体の誕生の経緯や能力(コミックスの設定)などをご紹介します。

目次

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン①】グリーンゴブリン

グリーンゴブリンの概要

スパイダーマンを語る上で外せないヴィランが“グリーンゴブリン”。

正体は大企業「オズコープ」の社長でありピーター・パーカー(スパイダーマン)の親友ハリーの父親であるノーマン・オズボーン

ノーマンは雇用していた科学者が残した薬品のレシピをアレンジし、肉体を強化する血清を発明する。

しかし、不意に爆発した血清を顔から浴びてしまい、圧倒的な身体能力と頭脳を手に入れ、その代償として精神を蝕まれてしまう。

人格が豹変してしまったノーマンはグリーンゴブリンとして最強の犯罪者を目指すようになり、犯罪者達の支持を得るためスパイダーマン打倒に邁進する。

ピーター・パーカーがスパイダーマンだと知り、当時ピーターの恋人であったグウェン・ステーシーをジョージ・ワシントン橋から突き落とし殺害している(※1)

MEMO
※1
正確にはグウェンの死亡理由が転落死かどうかはハッキリと分かっていない。

橋から落ちた際にスパイダーマンはグウェンをキャッチしているが、既にその時点では死亡していた。

そのため、キャッチしたことによる衝撃が死因なのか転落前に殺害されていたのかが分からず、このことでピーターは苦悩することとなる。

グリーンゴブリンの能力

●超人的な身体能力

●非常に高い知能
高い知能により数々の武器を生み出している。

代表的なのは耐荷重約180kgで、最高時速約450kmで飛行できる小型ホバーボード“ゴブリングライダー”、毒ガスをまき散らしながら燃え盛る“パンプキン・ボム”など。

武器の中にはスパイダーマンの能力スパイダーセンス(超人的な第六感で敏感に危険を察知できる)を無効化する薬品の発明にも成功しており、スパイダーマンを苦戦させた。

グリーンゴブリンが登場する映画作品

●スパイダーマン(サム・ライミ版)
アメコミ版のグリーンゴブリンはぶっちゃけダ〇いという意見もあるが、本作ではエメラルドグリーンのパワードスーツを纏っていてかなりスタイリッシュ。

ウィレム・デフォーの怪演が光る。

●アメイジングスパイダーマン2
本作でグリーンゴブリンとなるのはノーマンではなく息子のハリー。

●スパイダーマン:スパイダーバース
複数登場するヴィランの一体として登場。

他作品とは全く違った姿で描かれている・・・。詳しくはコチラの記事でチェック!
スパイダーバースのキャラ紹介アイキャッチ画像 『スパイダーマン:スパイダーバース』登場スパイダーマン&ヴィラン紹介!

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン②】ヴェノム

ヴェノムの概要

スパイダーマンのヴィラン中人気ナンバーワンといっても過言ではない“ヴェノム”。

ヴェノムは新聞記者エディ・ブロックと地球外生命体であるシンビオート(エイリアン共生体)が融合して生まれた。

シンビオートは元々スパイダーマンが『シークレット・ウォーズ』という惑星“バトルワールド”で活躍するシリーズで入手したもの。

ピーター(スパイダーマン)はシンビオートをエイリアンだと知らず、自分の意のままに操れる便利なスーツだと思い込んで地球に帰った後もしばらく着用していた(エイリアンコスチュームと呼ばれる)。

しかしエイリアンコスチュームが、着用した人間の暴力性を高める性質を持ったシンビオートであると知ったピーターは、教会の鐘の下でシンビオートを引きはがす事に成功(鐘の音はシンビオートが苦手な高周波を発する)。

そして、その教会に偶然居合わせたエディを新たな宿主としたシンビオートは彼と融合する。

こうしてヴェノムは誕生した…。

エディはスパイダーマンに対して恨みをもっていたため(※1)、その憎しみがシンビオートによって増幅されたヴェノムは執拗にスパイダーマンの命を狙う。

MEMO
※1
エディ・ブロックはスパイダーマンについての記事を書き、その内容に誤りがあったことが後々判明。

このことが原因で失業している。

そのため、元々スパイダーマンに対し強い恨みを持っていた。
非常に凶暴なヴェノムだが、危害を加える対象が“恨みを抱いた相手”に限定されているため無関係な一般市民には危害を加えない。

むしろその能力を活かして人助けをすることもあるため、その凶悪な見た目とのギャップがとても魅力的なヴィラン(というかダークヒーロー)である。

ヴェノムの能力

●スパイダーマンの能力をコピーしている
シンビオートには宿主となった生物の能力を学習し、習得する能力があるためヴェノムはスパイダーマンの能力を全て使える。

スパイダーセンスも学習しているため、かいくぐることが出来る。

●スパイダーマンを凌ぐ怪力
エディ・ブロックはボディビルを趣味としていたため、もともとが華奢なオタク青年であったスパイダーマンの怪力を遥かに凌ぐ腕力をヴェノムは持っている。

ヴェノムが登場する映画作品

●スパイダーマン3
サンドマンとともにスパイダーマン&ニューゴブリン(オズボーンの息子ハリー)と対峙する。

誕生の経緯がダイジェストかよッ!と突っ込みたくなるほど雑だったり、コミック版とは外見や性格が違ったことから批判の的になることが多い。

サム・ライミ監督がヴェノムのことがもともと好きではなかったが、配給元などにヴェノムの出演を強制させられたという経緯があるので上記のような雑な描き方になったのだと思われる。

●ヴェノム
マーベルの人気キャラクターを主人公にした作品が展開されるソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターの第一弾。

エディ・ブロックを演じるのは『マッドマックス 怒りのデスロード』でマックスを演じたトム・ハーディ。

予告編でのシリアスな雰囲気とは違って、本編ではエディとシンビオートのバディムービー(『ど根性ガエル』のひろしとピョン吉的な)のような内容だったので賛否両論。

個人的には好き。

ヴェノム以外にシンビオートに寄生されたキャラクター

シンビオートは分裂、増殖しエディ以外にも宿主を見つけ数多くのヴィランを生み出している。

後述のカーネイジや、スクリーム、ライオット、シー・ヴェノムなどなど…。

ヒーローに寄生することもあり、『デッドプール:バック・イン・ブラック』ではデッドプールに寄生している。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン③】カーネイジ

カーネイジの概要

寄生した宿主の暴力性を高め、超人的な能力を与えるエイリアン共生体“シンビオート”が連続殺人鬼クレタス・キャサディに寄生し誕生した最凶のヴィラン

ダークヒーロー的な側面を持ち一般市民に危害を加えないヴェノムとは違い、自らの快楽のために殺人を平然と犯す。

連続殺人の罪でライカーズ島刑務所に収監されていたクレタス・キャサディ。

そこで同じ房に入っていたのがエディ・ブロック(ヴェノム)であった…。

エディはヴェノムに変身し脱獄に成功する。

その際、一部のシンビオートが分裂し、キャサディに寄生しカーネイジが生まれた。

キャサディは幼少期から祖母や母を殺害し、成長後も日常的に殺人を行うような残忍な性格を持っており、宿主の過激な性格に影響され、宿主のアドレナリンを糧とするシンビオートとの相性は抜群。

そのあまりの凶悪さ、強力さのためにカーネイジ誕生に責任を感じたヴェノムは宿敵であるスパイダーマン、そしてファンタスティックフォーの一員ヒューマントーチと手を組むことを余儀なくされた。

カーネイジの能力

●本家を凌ぐ“スパイダーマン”の能力を持つ
元々はスパイダーマンを宿主としていたシンビオートは“宿主の能力をコピーする”性質を持っており、この性質のおかげでカーネイジはスパイダーウェブ(糸)やスパイダーセンスなどのスパイダーマンの能力を全て備えている。

更にシンビオートとキャサディの相性が良すぎるため、上記の能力はスパイダーマン本家を凌駕している。

●変幻自在な身体
キャサディとシンビオートはヴェノム以上に融合のレベルが高い(細胞レベルで同化している)。

そのため、身体が伸縮自在で、鞭や槍、斧のような形状の触手を用いて変則的な攻撃を繰り出す。

また、姿を自由に変えて景色に紛れて身を隠すことも出来る。

●洗脳能力
身体の一部を分離させ人間に寄生させることにより、意のままに操ることが出来る。

カーネイジが登場する映画作品

カーネイジは未だに映画作品には登場していない(2019年2月時点)。

しかし、2018年に公開された作品『ヴェノム』にクレタス・キャサディは登場している

物語のラストで連続殺人の罪で刑務所に収監されているキャサディは、ジャーナリストとして再起したエディ(ヴェノム)のインタビューを受け、「ここから出たらカーネイジになる」と意味深な発言をしているため、続編にカーネイジが登場する可能性が極めて高い。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン④】ドクター・オクトパス

ドクター・オクトパスの概要

グリーンゴブリンに並んで初期から登場している代表的なヴィラン。

天才物理学者オットー・オクタビアスは実験の補助のため、装備することで自在に操る事の出来るアダマンチウム合金(※1)製の4つの腕が着いたアームを開発する。

MEMO
※1
アダマンチウムはマーベル作品に登場する非常に高い強度を誇る金属。

X-MENのウルヴァリンの爪もアダマンチウム製。
オットーはアームを用いて実験を行った際、取り扱っていた危険物が爆発し事故に巻き込まれる。

事故により誤作動を起こしたアームはオットーの身体から取り外すことが出来なくなってしまう…。

一生“異形の姿”でいなければならなくなったオットーは次第に疲弊し性格が歪んでしまう。

その結果、彼はドクター・オクトパスを名乗りヴィランとして悪事に手を染めるようになる。

スパイダーマンとの因縁は深く、ピーター(スパイダーマン)の元恋人グウェン・ステーシーの父ジョージ・ステーシー警部を殺害(※2)していたり、ピーターの体を乗っ取り“スーペリア・スパイダーマン”として活躍したこともある。

MEMO
※2
故意ではなく、スパイダーマンとの戦闘中に事故的に殺害してしまった。

このことからグウェンは父の死の原因の一端がスパイダーマンであると考え、スパイダーマンに否定的な考えを持つようになる。
また、シニスター・シックスという犯罪組織を結成し、参謀としてチームをまとめている。

ドクター・オクトパスの能力

●強力なロボットアーム
耐久性が高く、力の強い4本のアームを自由自在に操り攻撃する。

●天才的な頭脳
元々が天才的な物理学者であるため、巧妙な犯罪計画をたてスパイダーマンを追い詰める。

前述の“スーペリア・スパイダーマン”でヒーローとして活動していた際は、新たな装備品を持ち前の頭脳で発明し圧倒的なカリスマ性を発揮し活躍した。

ドクター・オクトパスが登場する映画作品

●スパイダーマン2
本作では自ら犯罪に走ったわけではなく、アーム自体が意思を持っていて、事故の衝撃でアームに意識を乗っ取られてしまったためにヴィランと化してしまう。

終盤に意識を取り戻し、スパイダーマンを生かして自ら死を選ぶなど悲劇的な存在になっている。

ロングコートにサングラスという出で立ちでメチャメチャカッコいい

●スパイダーマン:スパイダーバース
複数登場するヴィランの一体として登場。

他作品とは全く違った姿で描かれている・・・。詳しくはコチラの記事でチェック!
スパイダーバースのキャラ紹介アイキャッチ画像 『スパイダーマン:スパイダーバース』登場スパイダーマン&ヴィラン紹介!

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑤】キングピン

キングピンの概要

ニューヨークの犯罪会を取り仕切る暗黒街の帝王

本名はウィルソン・フィスク。

一見メタボリックシンドロームかと思えるような体型だが、実は筋肉の塊。

青年時代はドン・リゴレットという犯罪者が率いる組織の下っ端に過ぎなかった。

しかし、持ち前の残虐性を活かし恩人であるドン・リゴレットを殺害し組織のリーダーに成り上がった後、数多くの犯罪に手を染め莫大な財産を築き、金融界をも牛耳る犯罪界の王に成り上がる。

スパイダーマンの他にデアデビルとも因縁が深く、何度も死闘を繰り広げている。

ヒーローたちへの反撃は容赦がなく、自らの権力、財力を惜しみなく使い執拗なまでに追い詰める。

意外に愛妻家で息子想いという家族を大切にする一面を持っている。

キングピンの能力

キングピンは特殊な能力は持っていない。しかし、一般人とは比較できないような能力を持っている。

●常人離れした筋力
前述のとおり筋肉の塊で体重が200kg超で体脂肪率が2%という驚異のフィジカルを持っている。

デアデビルはキングピンと格闘した際に「岩のようだ」と彼の身体に恐怖を覚えている。

●格闘技の達人
あらゆる格闘技を習得しており、“達人”の域にまでレベルを高めている。

主に相撲を護身術として使う。

●護身のための装備
ネクタイピンや指輪に催眠ガスや破壊光線を発射できるギミックを仕込んでいる。

●“犯罪界の王”としての権力、財力、知力
スーパーヒーロー達と対峙する際は直接ではなく、事件の裏で糸を引くフィクサー的な存在として描かれる。

そのため緻密な計画を練り、その計画を遂行するため権力、財力を惜しみなく費やす。

キングピンが登場する映画作品

●デアデビル(ベン・アフレック主演)
本作でデアデビルを演じたのは『グリーンマイル』で心優しい囚人コーフィを演じたマイケル・クラーク・ダンカン。

コミック版のキングピンは白人だが、本作でマイケルは異色の黒人のキングピンを見事に演じている(フィジカルの化け物さ加減が特に見事)。

●スパイダーマン:スパイダーバース
メインヴィランとして登場。

事件の発端。詳しくはコチラの記事でチェック!
スパイダーバースのキャラ紹介アイキャッチ画像 『スパイダーマン:スパイダーバース』登場スパイダーマン&ヴィラン紹介!
●デアデビル(2015年ドラマ版)
映画作品じゃないけど…
ネットフリックスで制作されたドラマ作品「デアデビル」にもキングピンは登場する。

演じるのは『ジェラシック・ワールド』にも出演したヴィンセント・ドノフリオ。

個人的に体型ではマイケル・クラーク・ダンカンがキングピンに肉薄していたが、コミック版のイメージにより近い雰囲気を醸し出しているのはヴィンセント・ドノフリオだと思う。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑥】リザード

リザードの概要

巨大な人型の爬虫類の姿をしたヴィラン。

戦時中、軍医として戦場を駆け回っていたカーティス・コナーズは爆発に巻き込まれ右腕を失ってしまう。

終戦後、カーティスは失った右腕を再生させるため、そして自身と同じく戦争で人体を失ってしまった者を救うために“人体を再生させる薬品”の開発に従事する。

爬虫類の再生能力に目を付けたカーティスは、研究を進めついに薬品の開発に成功。

周囲の反対を押し切り自らを実験台にした彼は右腕を取り戻す…、が、副作用として全身が爬虫類のような皮膚に覆われてしまい、トカゲのような尾まで生え、性格も元の温和な性格とは正反対の凶暴な性格へと変わり“リザード”に変貌してしまう。

カーティスの状態では善人なため、“リザード”としてスパイダーマンと敵対し、“カーティス”としてスパイダーマンに協力するという展開を繰り返す。

リザードの能力

●スパイダーマン並みの身体能力
スパイダーマンと同等の身体能力を誇り、常人離れした怪力、スピード、スタミナ、反射神経を持つ。

●強固なウロコ
全身が頑丈なウロコで覆われているため高い防御力を持っている。

●壁に張り付き移動できる
ヤモリの特性を活かし、壁に張り付き縦横無尽に移動できる。

●驚異的な治癒能力
爬虫類由来の強力な治癒能力を持ち、手足をうしなっても即座に再生可能。

●鋭利な歯、爪、尾
歯、爪、尾が非常に鋭い。

●爬虫類操作能力
特殊なテレパシーを発し、周囲の爬虫類を操ることが出来る。

リザードが登場する映画作品

●『スパイダーマン2』、『スパイダーマン3』(どちらもサム・ライミ版)
リザードとしての登場ではなく、人間体のカーティスとして登場。

ピーターが通う大学の教授。

●アメイジング・スパイダーマン
メインのヴィランとして登場。

オズコープ社でパーキンソン病患者向けの治療薬を開発し、自らを実験台として薬品を使用したため“リザード”に変貌してしまう。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑦】エレクトロ

エレクトロの概要

初期から登場している電気を操るヴィランで、本名はマックス・ディロン。

マックスは日常的に暴力を振るう父(マックスが9歳の頃に蒸発する)、極端に過保護な母の下で育つ。

異常な家庭環境で育ったマックスの性格は歪んでしまう。

電気工事士として働いていたマックスはその冷酷な性格から、職場での評価はあまり良いものではなかった。

ある日、マックスは電線の工事をしている際に落雷事故にあってしまう。

その時に握っていた電線と雷の電圧が偶然一致していたことにより電撃が相殺され、マックスは奇跡的に一命をとりとめる。

この事故の影響でマックスは電気を自由自在に操れるようになり“エレクトロ”として悪事を働くようになる。

エレクトロの能力

●電気を操る能力
身体に電気を帯電し強力な電撃として放出することが出来る。

また電磁場に干渉し飛行したり、金属を探知したりと様々な応用が利く。

エレクトロが登場する映画作品

●アメイジング・スパイダーマン2
スパイダーマンに歪んだ憧れを抱き、その結果恨みを募らせて暴走してしまう。

演じたのは『ジャンゴ 繋がれざる者』で主演をはったジェイミー・フォックス。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑧】ミステリオ

ミステリオの概要

映画製作の仕事で培った特殊効果を用いて戦ったり、ヴィランになった経緯が「スーパーヒーロー」に成ろうとして失敗したためであったりと色々と設定が異色なヴィラン

本名はクエンティン・ベック。

子供のころから映画製作に携わる事が夢だったクエンティンは成人した後にハリウッドでスタントマン兼特殊効果デザイナーとして働く。

夢を叶えたかのように思われたクエンティンだったが、やがて地味な裏方の仕事に嫌気がさしてくる。

名声を欲した彼は友人の助言で今まで培った技術を応用して“スーパーヒーロー”ミステリオになることを決意。

そこでクエンティンはデイリービューグルの新聞記事で悪党扱いされている(※1)スパイダーマンに目を付け、彼を倒すことによって知名度を上げようと考える。

MEMO
※1
デイリービューグルはマーベル世界に登場する新聞社。

オーナーであるJ・ジョナ・ジェイムソン(通称JJJ)の意向でスパイダーマンに対して否定的な報道を行う事が多い。

ピーター・パーカーはカメラマンとしてデイリービューグル社に務めていたことがある。
しかし、監視をしてもスパイダーマンは一向に悪事を働かなかったためクエンティンはスパイダーマンに成り済まし犯罪を行うことで濡れ衣を着せる。

さらに、「スパイダーマンは悪党だ」と大々的に挑発を繰り返し自らのヒーロー性を世の中に主張する。

しかし、スパイダーマンによって計画の全貌が明らかとなってしまう発言を録音された挙句、倒され警察に突き出されてしまう。

スーパーヒーローになる夢を絶たれたクエンティンはヴィランのミステリオとして犯罪に手を染めるようになる。

ミステリオの能力

●スタントマン時代に培った身体能力
特殊な能力は持っていないが、スタントマンとして活躍していたこともあり身のこなしが常人を遥かに上回っている。

●映画製作で培った特殊効果
SFXやバーチャル・リアリティ等を駆使した映像でスパイダーマンを翻弄する。

大がかりな仕掛けを武器とするため、自らが細工した建物にスパイダーマンをおびき寄せる事が多い。

●最新技術で制作された小型の武器
足元にはスモークを発生させる機械(このスモークはスパイダーセンスを狂わせる。)、手にはスパイダーウェブをも溶かす酸を発射する装置を装着している。

このように様々な武器を身に付けている。

ミステリオが登場する映画作品

●スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
2019年公開予定の本作に登場する予定。

演じるのは『ナイトクローラー』や『ブロークバックマウンテン』で類いまれなる演技力を見せつけた名優ジェイク・ギレンホール。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では“エレメンタルズ”というヴィランが登場し、予告編ではこのヴィラン達とミステリオが交戦しているようなシーンがある。

そのためファンの間では「ミステリオはスパイダーマンの味方?」「コミックスの設定(自作自演でヒーロー活動をやっていた)があるので、実は裏でエレメンタルズと繋がっているかも」等々様々な憶測が飛び交っている。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑨】ホブゴブリン

ホブゴブリンの概要

グリーンゴブリンの模倣犯。

グリーンゴブリンの装備を盗み、改良を加えて犯罪に利用している。

グリーンゴブリンが身体を強化した血清にも改良を加えて使用しており、血清の最大の難点であった“精神に異常をきたす”という副作用を無くすことに成功している。

複数の人間が“ホブゴブリン”を名乗り犯罪に手を染めた。

初代はロデリック・キングスリー。

ファッションデザイナーとして成功していたロデリックはグリーンゴブリンの犯罪者としての知名度に注目し、その地位を奪うためホブゴブリンとして暗躍する。

スパイダーマンに敗れた後も、誘拐した人間を洗脳し、“ホブゴブリン”として犯罪に手を染めさせるなどの悪事を行っている。

ホブゴブリンの能力

●グリーンゴブリンと同等の身体能力
グリーンゴブリンが使用した肉体強化の血清を改良し使用しているため驚異的な身体能力を誇る。

●グリーンゴブリンの装備を改良し利用
グリーンゴブリンが使用する“ゴブリングライダー”や“パンプキン・ボム”を改良し使用している。

ホブゴブリンが登場する映画作品

現時点(2019年2月時点)でホブゴブリンが登場する映画作品はない。

しかし、2007年に公開された『スパイダーマン3』に登場するハリー・オズボーンは元々ホブゴブリンとなる予定であった。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑩】ブラックキャット

ブラックキャットの概要

元々はヴィランであったが現在はクライムファイター(犯罪者と戦う者)、冒険家として活動している。

本名はフェリシア・ハーディ。

フェリシアはライアンというボーイフレンドとの初デートで乱暴されてしまい、彼に復讐するために格闘技を始めとした激しい肉体鍛錬に励む。

結果、驚異的な身体能力を手にしたフェリシアはライアンへの復讐を決行しようとするが、既にライアンは交通事故で死亡していることが判明。

激しい復讐心のはけ口を失った彼女は投獄されている父が腕利きの怪盗であったことを知り、父の後を継ぎ怪盗ブラックキャットとして犯罪に手を染めるようになる。

スパイダーマンと戦闘を繰り返し、交流して行く中で改心し足を洗ってクライムファイターとして活躍することとなる。

一次はスパイダーマンと恋愛関係にあったこともある。

ブラックキャットの能力

●確率に干渉できる能力
ブラックキャットがストレスを感じた場合、周囲の人間に偶発的な事故が起こる。

後に、この原因はブラックキャットの持つ“確立に干渉する能力”だと判明している。

この能力は自身でコントロール出来ないため、ブラックキャットと長く一緒に過ごしている人間に不幸な出来事が続いてしまう。

この問題点はドクターストレンジによって改善されている。

●驚異的な身体能力
肉体を極限まで鍛え上げている上、様々な格闘技を習得している。

ブラックキャットが登場する映画作品

●アメイジング・スパイダーマン2
フェリシアとして登場しているがブラックキャットとして登場してはいない。

●Black Cat?
『ヴェノム(2018)』を始めとしたシリーズ“ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター”の一作品として制作が予定されている。

『シルバー&ブラック』というシルバーセーブルとブラックキャットが活躍する作品が予定されていたが制作が中止となった。

その後ソニーピクチャーはブラックキャット、シルバーセーブルそれぞれが活躍する単独作品を制作することを発表した。

【スパイダーマンの魅力的なヴィラン⑪】ヴァルチャー

ヴァルチャーの概要

自らが生み出した大鷲型の飛行スーツで悪事を働く老人のヴィラン。

本名はエイドリアン・トゥームス。

元は親友のグレゴリー・ベストマンとともに「エレクトロニクス」という会社を経営していた。

会社はベストマンが主に経営を執り行い、トゥームスは自社商品となる発明品の開発に明け暮れていた。

しかし、ベストマンは会社の利益を独占しトゥームスを追い出してしまう。

復習に駆られたトゥームスは開発中であった飛行スーツを完成させ「エレクトロニクス」社から金を全て奪い取ることに成功。

この一件で味を占めたトゥームスは、ヴァルチャー(ハゲワシ)を名乗り次第に悪事に手を染めるようになる。

ヴァルチャーの能力

●高度な飛行能力

ヴァルチャーが登場する映画作品

●スパイダーマン:ホームカミング
本作のメインヴィランとして登場。

演じるのはティムバートン版『バットマン』でバットマンを演じたマイケル・キートン。

正直原作版のヴァルチャーはお世辞にもカッコいいとは言えないのだが、この作品ではかなりスタイリッシュに手直しされている。

『スパイダーマン:ホームカミング』でのヴァルチャーの魅力はコチラの記事で語ってます!
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スパイダーマンを脅かす魅力的なヴィラン(悪役)10選! まとめ

以上スパイダーマンに登場する魅力的なヴィランを10体ご紹介させていただきました!

こうやってざっとまとめてみると、スパイダーマンのヴィラン達には人間臭くて憎めない魅力を持ったキャラクターが多いように感じられました。

スパイダーマン作品の人気の一部を支えているのは“魅力的なヴィランたち”なのかもしれませんね。