※当サイトのコンテンツには一部広告が含まれます。
記念すべきウルトラマン初登場作品『ウルトラマン(1966)』の第1話「ウルトラ作戦第一号」の感想や登場怪獣の紹介記事です!
【初代『ウルトラマン』全39話】解説&感想、怪獣紹介まとめ!
目次
『ウルトラマン』第1話 あらすじ
地球の平和を守る“科学特捜隊”の隊員ハヤタ・シンはパトロール中に飛行する赤と青の二つの球体を発見する。
やがて青い球は湖に沈み、赤い球はハヤタと激突してしまう。
ハヤタ隊員は命を落とすが、M78星雲からやってきた異星人“ウルトラマン”と一心同体となり蘇る。
蘇ったハヤタはウルトラマンになる能力を身に付けていた。
そして湖の青い球から現れた宇宙怪獣“ベムラー”。
ハヤタはウルトラマンへと変身しベムラーを撃退するのであった。
『ウルトラマン』第1話 登場怪獣 宇宙怪獣ベムラー
ウルトラマン第1話登場怪獣
『ベムラー』 pic.twitter.com/Iu09CdMYGQ— 映画浪人 (@eigarounin) 2019年2月23日
●身長 50メートル
●体重 2万5000トン
●能力 青白い火炎熱線
『ウルトラマン』第1話 感想
ウルトラマンの人身事故について
ウルトラマン誕生の経緯は何かと特撮ファン同士の会話のネタになりますよね 笑。
なんせ、
●ウルトラマン、宇宙の墓場へベムラーを連行中ベムラーを逃がす
↓
●ウルトラマン、赤い球となってベムラーを追跡し地球に到達
↓
●ウルトラマン、ハヤタ隊員に衝突しハヤタを死なせてしまう
↓
●ウルトラマンはハヤタへの償いのため、ハヤタと一体化し地球の平和を守ることを誓う
という内容のため、私の友人は「ウルトラマンドジっ子過ぎwww」といった風にお笑い種(ぐさ)にしていました。
しかし、個人的にウルトラマンがハヤタと一体化するまでの上記の流れは“初代ウルトラマンの宇宙人らしさ全開”で大好きです。
特にβカプセルを渡すシーンが神秘的でグッときました!
いかにも“宇宙人”な声音(抑揚がなくて無機質な感じ)でハヤタに事情の説明と謝罪を述べるウルトラマン。
反省しているのかと思いきや「βカプセルを使うとどうなる?」というハヤタの質問に「ハッハッハッ、心配することはない」と不敵に答えるウルトラマン。
正直このシーンでウルトラマンが何を考え、どんな感情を抱きハヤタと会話しているのか一切読み取れません。
まさに未知との遭遇。
“M78星雲”からやってきた宇宙人ウルトラマンと人間ハヤタ・シン、この二人の“異種”同士の交流を見事に表現できていると感じました。
エヴァンゲリオンやシンゴジラで有名な庵野秀明監督も初代ウルトラマンについて以下の様に述べています。
そもそも単独で恒星間を往来できるような異星人が、不注意の事故で巻き添えにしてしまった地球人、しかもたった一人を救うために彼と合体してしまうんですよ。さらに最後に地球を去らなければならなくなった時には、自分が死ぬことも厭わずにハヤタに命を与えようとまでする。命に関する感覚がわれわれとはまったく違うんですよね。
引用元:『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明氏、『ウルトラマン』への思いを語る …
さすがは庵野監督…深い…。
銀河の彼方からはるばるとやってきたウルトラマン。
人間的な感覚で捉えると、ウルトラマンにとって人類は「たまたま立ち寄った辺境の惑星に生息しているちっぽけな生き物」に過ぎないでしょう。
しかし、ウルトラマンは“命”を賭けて地球を宇宙人や怪獣の脅威から防衛してくれます。
人間からするとちょっと理解できない感覚ですよね。
私は人間では計り知れない価値観・考え方を持つ“神秘的で超常的な雰囲気”を放つウルトラマンが大好きです!
ウルトラマン第一話を見直し、改めて愛染マコトが放った「最近のウルトラマンはベラベラしゃべり過ぎだ」という意見に激しく同意しちゃいました 笑。神秘感無くなっちゃいますもんね(饒舌で人間臭い正義感を持ってるウルトラマンもそれはそれで好きですが…)。
ベムラーの登場シーンが圧巻!
湖から奔流を噴き上げて登場するベムラーの迫力にしびれました!
ゴジラしかり、クトゥルフ神話の邪神しかり、やっぱり巨大生物と水辺との相性は抜群ですね。
水底にすまう巨大な怪獣がその体の一部を水面からのぞかせる…なんて素敵なんだ!
ハヤタ隊員の白々しくも、かわいらしい言い訳
ウルトラマンとしての戦闘を終えたハヤタが科学特捜隊の面々を納得させるために言い訳をする下りになんだかほっこりしてしまいました 笑。
ウルトラマンによるベムラー撃退に歓喜する科学特捜隊のメンバーたち。
そこへハヤタ「ベムラーはどうなりました?」、白々しすぎる。
キャップ「宇宙人がおっぱらってくれたよ」
ハヤタ「やっぱり出てきましたか、僕もそうじゃないかとおもって安心してたんですよ」、さらに白々しいwww。
しかし、この下りでハヤタが白々しく嘘をついているのか、ウルトラマン化している間のことを細かく覚えているのかよくわかりませんよね。
最終話でハヤタはウルトラマンと一体化してからの記憶を無くしてしまいますが、その記憶の中に「ウルトラマンとして戦っている最中の記憶」が含まれていたのかはよくわかりません…。
う~ん、ますます神秘的だなウルトラマン…、そこにシビれる!。
ウルトラマンが観れる動画配信サービス
ウルトラマンが視聴可能な動画配信サービスはhuluです!
その他ウルトラシリーズもかなり充実しています。
※動画配信サービスで配信されている作品は入れ替わりが激しいです。急に見れなくなったり、見れるようになったり…。比較情報.com動画配信サービスなどでご確認ください!